寒干しラーメン物語


寒干しラーメン物語~寒干しラーメンはこうして誕生した~

菊水の創業者である杉野森一。
製麺のはじまりは昭和21年、北海道の厳冬地である「下川町」からはじまりました。下川町から札幌へ、そして昭和49年現在の江別市に移転し、昭和61年に「寒干しラーメン」が誕生しました。

その始まりは…

昭和58年11月に杉野森一は、自然に「手のべそうめん」の産地である、兵庫県揖保川へと向かいました。散在する農家を一軒また一軒まわりながら、その庭先で手を休めることなく手延べそうめんを延ばしているあるおじいさんのところに足を止めました。しばしながめていると、気がついたおじいさん曰く

どこから来なさった?
はい!北海道からです。

ほ~っと目をまるくして、

何しにきなさった?

そこで、しばし乞われるまま縁側に腰をかけ、麺づくりの話をしたのでした。その会話の中で、おじいさんは一言すばらしいことをおっしゃったのです。
それは…

小麦の力を生かしなはれ!

森一は、この一言で頭に鉄鎚を加えられたような気がしました。従来の機械式製麺法は、効率中心主義で、小麦粉の持つ特性を殺した製法ではないのか…、原点にかえりなさい!!という事なのです。小麦粉の特性を生かした作り方をしなさいということです。

そうだ!この手延べの製法でさっぽろ生ラーメンの乾燥したものをつくったら、素晴らしい商品ができるはずだ。…生ラーメン以上の味の良い乾燥ラーメンをつくろう…

研究に研究を重ねて苦節3年…、初めて「非加熱の低温熟成乾燥製法」の技術を開発し、見事な寒干しラーメンを完成させたのであります。

「寒干しラーメン」の誕生

寒干しラーメン 初期パッケージ

この商品にふさわしい名前を考えたけれど、なかなかいいものが出てきません。社内募集したり、印刷会社さんにお願いしてもピンとくるものが出てこないのです。
考えても浮かばない!全然眠れないのです。そして、夢うつつにあの手延べのおじいさんの、あの寒空の中の顔が写りました。その時、頭の中に「寒干し」という言葉が閃いたのです。昭和61年のことでした。

新登場の寒干しラーメンは大好評を博し、その後、昭和62年には江別に「寒干し工場」を建設するまでになりました。現在も小麦の旨味を生かす非加熱の乾燥製法にこだわり続け、伝統の味を送り出しています。

手延べはなぜおいしい?

手延べ麺はなぜおいしいのか?なぜ、素晴らしい手延べ麺ができるのかというと、つくる時期が11月頃の寒くなった冷涼な時期から3月頃までだからなのです。寒い時期というのは空中浮遊菌も少なく、また麺も急激には乾燥しません。冷涼な時期の湿度と温度でつくるということが麺には非常に重要なのです。乾燥食品の製造について、昔の人は「寒干し」とか「寒製」と称していたのもしかりです。

創業者 杉野森一の発想から作り出された「寒干しラーメン」は当時の考え方を受け継ぎ、じっくり熟成させた生麺を非加熱で乾燥させる事で、今も小麦本来の旨さを醸しだしながらつくられています。

便利を追求する時世ですが、自然の力を利用した菊水独自の「寒干し製法」で作り出されたスローなラーメンは、今でも多くの方々に愛されているのです。

“寒干し”は株式会社菊水の登録商標です。

寒干しラーメン12食セット

長年の商品名である「寒干しラーメン」の実績が認められ、商標として登録されました。

登録番号 商2721314

北海道へのこだわり

株式会社菊水は地域に根ざした商品開発を通じて、地元経済の発展に寄与しています。

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